「みどりなライフ!(夏)〜 緑のカーテンで始めよう身近なエコ活動 〜」
実施団体:シンプル&スローライフの会
〜はじめに〜
緑のカーテンは、夏季を中心に日差しを和らげる方法のひとつです。
本プログラムでは、植物を身近にとりいれることにより環境に配慮した生活を体感することができます。
実際にツル性植物をみんなで育てます。育つ過程で温度や気温を計ることにより太陽エネルギーの大きさや建物が受け取るエネルギーについても調べることが可能です。
「みどりなライフ」の学習プログラムでは、
- 植物を通じて自然の恵みと働きを体感する。
- 自然のエネルギーの大きさや影響を見えるようにする。
- 自然に学んだ生活の工夫をする。
という趣旨により企画いたしました。
現在、小学校で行われているヘチマやニガウリ学習に加え発展性とわくわく感のもてるプログラム、気付きのプログラムとしてのご活用が効果的と考えます。
1プログラムの全体の流れ
植物を植え育てる作業があります。あらかじめ植物の苗(ヘチマ、ツルレイシが中心)の用意などを含め事前の打ち合わせを十分に行いながら進めていきます。
2プログラム実施と活用学習について
実際の取り組み内容についてご紹介いたします。
| 実施例:お話、植え付け、観測シート配布>1クラス(約30名)の場合 |
| 参加学年 |
小学校4年生 |
| 対象時間 |
総合的な学習の時間 |
| 実施時期 |
6月中旬 |
2−1)植物の働きを考える(30分)、2)緑のカーテンを計画する(15分) |
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実際に植物を見ながら対話形式により学習します。
- 身近な植物との係わり合いとその役わりについて
- 植物を活用して夏を涼しく過ごす方法
(左写真は、野外学習の様子) 実施団体により植物教材(種や苗)を準備します。
※場所は、屋内でも可能です。
※数クラスまとめて行うことも可能です。 |
| 2−3)実際に植物を植える(15分) |
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実際にツル性植物を配り、植え付けます。
植物は、ヘチマ、ツルレイシが中心です。
緑のカーテンとしての育て方について説明します。
(右写真は、植え付けの様子)
実施団体により苗(ひとりひと苗)を準備します。
花壇は、前もって整備が必要です。
※花壇が狭い場合は、花壇に合わせた数を植えます。(おおむね20cm間隔に植えます)
※雨天の場合は、後日植えてください。
※雨天時は、室内で育て方の説明をします。 |
| 2−4)活用学習資料などの配布(10分) |

観測シート |

任命書 |
植物が育つことにより観察や温度観測ができます。
観測シートと任命書を配ります。
実施団体により観測シート/任命書を作成いたします。
※天候にもよりますが夏休み前ごろから観測ができます。 |
苗の植えつけ後、一ヶ月半程度で背の高さ以上に生育してきます。
天気の良い日を選び緑のカーテンの中に入ったり、周囲の温度や気温を観測するこができます。活用学習例についてご紹介します。
活用学習は、器材なども必要となる場合もありますのでご相談ください。
| 活用学習例 |
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涼しさを体感
(下写真は、9月中旬の様子) |
温度の観測
放射温度計による観測(内側) |
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温度の観測放射温度計による観測
(舗装部など) |
まとめ
温度の比較・検討 |
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二酸化炭素量/酸素量の変化計測 |
ヘチマカレーの試食 |
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3緑のカーテンのつくり方について
3−1)緑のカーテンをつくる場所について
既存の花壇や菜園が利用できる場合は、既存の場所を使用します。
土なども学校内に腐葉土などがあれば利用できます。
| ア)既存の花壇・菜園が使える場合 |
イ)既存の場所が使えない場合 |
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| 腐葉土、肥料などを追加 |
古材などで囲いをつくる あらたに土、肥料を入れる |
3−2)緑のカーテンの基本型について
緑のカーテンは、大規模なものから家庭用に軒先で行うものなど様々です。
本プログラムでつくる“緑のカーテン”は、学習用として次の大きさと形を基本とします。
| 基本の大きさ(巾/高さ) |
形 |
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巾 :教室ひとつ分程度(約9m) 高さ:教室一階分程度(約3m) |
緑のカーテン内側の温度を体
感できるような空間がある。 |
| ※教室の窓越しへの設置も可能です。 |
3−3)ロープ/支柱の設置について
ヘチマやツルレイシは、巻きヒゲを使いロープなどにしがみつき登ります。
本プログラムでは、ロープを使いカーテンを作ります。
ロープの設置は、高所の作業もあり実施団体により行います。
| ロープによるカーテン設置風景 |
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ロープを設置した状態
(縦ロープは、中太の麻縄) |
1階庇部分に太いロープを巻きつけ縦ロープを繋ぐ。 |
3−4)緑のカーテンのいろいろ
学校の建物や場所に合わせて工夫したカーテンができます。
緑のカーテンのいくつかについてご紹介いたします。
4プログラムを振り返り
本プログラムの実施により次の状況をえることができました。
- (目に見えた効果)
- 緑のカーテンにより周囲の気温を抑えることができることを実際に体感し観測することができた。
- (目に見えない効果)
- “植物ってすごいなぁ!”“自然を大切にしなくては!”
という植物に関係することに始まり
“電気を消す、節約する!”“CO2を減少させる”
などの言葉が子供たちからたくさんでできた。
プログラムを終えての児童の感想などから、人間と植物が深くかかわっていることを体験できたことを知ることができます。
また、児童たちにたくさんの気付きが芽生えたのではないかと感じ取ることができました。
しかし、本プログラムの学習目的である“生活の工夫”をするということがどこに現れてくるかが見えてきませんでした。
でも、有りました!まだ小さな一歩かもしれませんが・・・
こんな工夫を大事にしながらプログラムを進めていければと思います。
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| 通路に植物のトンネル |
教室前にすだれ |